Barbour(バブアー)のコートって、どれも似て見えるけれど、実はモデルごとに性格が違うんだ。
「どれを選べばいいのかわからない」という若い人の声をよく聞くけれど、安心していい。
今日は60代の僕が経験から、代表的な3つのモデル(ボーダー・ビューフォート・ビデイル)の違いをわかりやすく語ってみよう。
① BORDER(ボーダー)|Barbourの品格をそのままに、最もロングな定番
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まずは僕の一押しボーダー(BORDER)。
Barbourの中でも最も丈が長く、落ち着いた印象を与えるクラシックモデルだ。
全体的にシルエットはゆったりしていて、スーツの上からでも無理なく羽織れる。
「英国紳士」という言葉が似合う、まさに大人のための一着。
そして今の時代ならノンワックス仕様のモデルを強くおすすめしたい。
オイルのベタつきがなく、軽く、防水性もある。手入れがラクだから、現代のライフスタイルにぴったりだ。
年齢を重ねた今だからこそ、落ち着きと存在感が両立したこのボーダーを着ると、気持ちまでしゃんとする。
② BEAUFORT(ビューフォート)|実用性を極めたフィールドモデル
次に紹介したいのがビューフォート(BEAUFORT)。
狩猟用コートをルーツに持つBarbourらしい一着で、機能性とクラシックさがうまく調和している。
特徴はなんといっても、背中のゲームポケット(獲物袋)。
もちろん現代では使うことはないけれど、そのディテールがデザインとしての魅力になっている。
ボーダーより少し短く、ヒップが隠れる程度のミドル丈。
アウトドアでも街でも違和感がない。
若い人がカジュアルに着ても、どこか品が漂うのがこのモデルのいいところだ。
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③ BEDALE(ビデイル)|軽快で現代的。最も街に馴染むショート丈
そしてもう一つ、若い人に特に人気なのがビデイル(BEDALE)。
もともとは乗馬用として設計されたモデルで、Barbourの中では最もコンパクトで軽快だ。
ショート丈で動きやすく、ジーンズにもスラックスにも合う。
ビジネスカジュアルや休日の街歩きにもぴったりで、オン・オフ問わず使える万能型だ。
初めてBarbourを買うなら、このビデイルを選ぶのもいい。
軽いのに形が美しく、「品よく見せる力」があるからだ。
若いうちからこういう服を着ておくと、自然と立ち居振る舞いまで変わる。
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比較まとめ|3モデルの違いを一目でチェック
モデル名 | 丈感 | 印象 | おすすめ層 |
---|---|---|---|
BORDER | ロング | 落ち着き・重厚感 | 大人の男性、スーツ派 |
BEAUFORT | ミドル | 実用的・トラッド | 30〜50代の万能層 |
BEDALE | ショート | 軽快・現代的 | 若い世代、カジュアル派 |
若い諸君へ|“本物”は見た目より内側にある
Barbourの3モデルを見比べると、どれも似ているようで、それぞれに“生き方”がある。
ボーダーは誠実、ビューフォートは実直、ビデイルは自由。
どれを選んでも間違いではない。自分のライフスタイルに合うものを選べばいい。
ただ、ひとつだけ伝えたい。
「長く着られる服」には、必ず理由がある。
見た目の派手さではなく、仕立ての良さ、素材の誠実さ、そして着る人の姿勢を引き出す力。
Barbourにはそれがある。
だからこそ、若い諸君にも、ぜひ一度袖を通してみてほしい。
流行よりも、“本物”を選ぶ感覚を大切にしてほしい。
それがきっと、10年後の自分をかっこよくしてくれる。
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