30代、40代になってくると、服の選び方が少し変わってくる。
若い頃はトレンドや値段で決めていたけれど、今は“長く着られる一着”を選びたい。
そんな大人の服選びに必要なのは、派手さじゃなく「品と余裕」だと思う。
今日は60代の僕が、これまでいろんなコートを見てきた中で
「これは若い諸君にもおすすめしたい」と感じた3つの“大人コート”を紹介したい。
どれも流行に流されず、年月を重ねても色あせない。
つまり“今買っても10年後に着られる服”だ。
① Barbour(バブアー)ボーダーコート|英国の誠実さをまとう一着
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まずはやはりこれ。Barbour(バブアー)のボーダーコート。
僕自身、何十年も服を見てきたけれど、ここまで“品と実用性”を両立したコートはなかなかない。
ノンワックス仕様で軽く、防水性もあり、スーツにもデニムにも合う。
昔ながらの重さやベタつきがなくなって、今の日本の気候にもぴったりだ。
着てみると「いいものは静かに主張する」という言葉がしっくりくる。
若い人たちに言いたいのは、
“こういう服を一着持っておくと、人生が整う”ということ。
高価でも、毎年着るたびに「買ってよかった」と思える服は、結局いちばんコスパがいい。
② Mackintosh(マッキントッシュ)ダンケルド|雨の日さえ楽しめるクラシック
もうひとつは、英国を代表するブランドMackintosh(マッキントッシュ)。
その中でも定番モデル「DUNKELD(ダンケルド)」は、無駄のないシルエットと独特のゴム引き素材が魅力だ。
実際に着てみると、表情がとても上品。
傘をさして歩く後ろ姿に“余裕”が出る。
軽くて防水性も高いから、通勤にも休日の街歩きにも使える。
若い人からすれば少し地味に見えるかもしれない。
でもね、「地味なのにかっこいい」っていうのが、本当の大人の服なんだ。
10年後にその意味がわかると思う。
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③ Aquascutum(アクアスキュータム)トレンチコート|英国紳士の象徴を軽やかに
最後は、ロンドンの老舗ブランドAquascutum(アクアスキュータム)。
トレンチコートといえばこのブランド、と言っても過言じゃない。
伝統的なデザインなのに、今のモデルは驚くほど軽い。
肩のラインが美しく、ボタンやベルトの質感まで洗練されている。
ビジネスでもデートでも、どんな場面でも浮かない。
若い人がこれをさらっと着こなしたら、それだけで“できる男”に見える。
歳を重ねても似合うから、長い付き合いができる一着だ。
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まとめ:大人のコートは「主張しない強さ」で選ぶ
トレンドのアウターも悪くないが、30代・40代からは“静かな存在感”を持つ服を選んでほしい。
Barbour、Mackintosh、Aquascutum――どれも英国ブランドだが、彼らの服づくりには一貫して「誠実さ」がある。
若い諸君、覚えておいてほしい。
本物の服は、着る人を育てる。
年を重ねるごとに似合うようになる服、それが“いいコート”というものだ。
そして、もし最初の一着を選ぶなら、僕はBarbourをおすすめする。
きっと10年後、その選択を誇りに思うはずだ。
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